釣りの情報サイトのルアーニュースRを何気に見ていたら、12月8日の記事で2024年リリースのパックロッド情報が載っていました。パックロッドマニアの端くれとして実に嬉しい限りです。普通ルアーの釣竿は2本に分割出来るものが大半ですが(バスロッドは未だにワンピースが多いけど)、その仕舞寸法は大抵1m以上と、長い物がほとんどですよね。シーバスとかのロッドだと1.5m近くにもなろうかというもの。これ、「釣り場以外」では邪魔じゃないですか?コンパクトカーに乗せるにしても一苦労ですし、公共交通機関や自転車・オートバイで釣り場に行くにも、何が一番ハードル高いかというと、この仕舞寸法の長さなのですね。自宅に保管するにしても、スペースを取りますし。
だからか、最近パックロッドも静かに増殖中なのです。近年のパックロッド←多点継ぎのロッドはなかなか出来が良い物が増えているのですよ。少し前までは4ピースつまり4分割出来るものが主流でしたが近年は5ピースが増えてきているような感じです。5ピースだとかなりコンパクトに仕舞えます。そして高級クラスのパックロッドの中にはその継ぎ目部分を利用して強度を上げているものもあります(ただし2ピースよりも重くなってしまう)。
さて、わたくしめはそんなパックロッドを複数本所有していますが、去年まで釣具市場に無かった長さ・パワーの商品群があります。それはキジハタに使える長尺のベイトのパックロッドです。今年かな?トモ清水さんの所のGテックがやっと出してくれましたがいかんせん高価だしレア物だから入手できませんでした。フィンチの名前を失念してしまいましたが7フィート7インチのやつも同様。だからボクはシマノのフリーゲームXT B76M(5ピース)を使ってきました。このフリーゲームXT、64cmのマゴチも捕ったし悪くは無いのですが、やはりもう少し長いものが欲しいのです、ボクのよく行く釣り場では。それにフリーゲームXTはそのスペック以上に重さを感じますし、決して満足はしていませんでした。
と、まあ長々となってしまいました。
ここから表題の件に戻ります。パッと見、そのキジハタに良さそうなパックロッドがやっと出てくるみたい。少なくともスペック上では、ですが。ピュアフイッシングのブランドのひとつ、アブガルシアはパックロッドに熱心なメーカーでボクもソルティステージのベイトフィネスのパックロッドを1本所有しています。そのアブガルシアから2024年モデルとして入門用クラスではありますが「ソルティフィールド」シリーズから幾つかパックロッドがリリースされる模様なのです。これを知ったのは冒頭のルアーニュースRの記事で、まだピュアフイッシングのサイトには載っていなかったのでルアーニュースRの記事頼りなのですが、その情報にひとりときめいてしまいました。
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この記事によりますと、
スピニングは
765L
865ML
965M
ベイトは735ML
以上全て5本継の分割式(逆並継?印籠継?)
そして、
スピニングで
836M
936M
ベイトで
836M
以上全て6本継、テレスコピック
の7機種が出るとの事です。
ソルティフィールドの2本継モデルは2022年秋発売開始で入門用ながら同価格帯の同社のクロスフィールドシリーズよりも全体的にシャキッとした印象で、なかなか出来が良い感じでした。アブガルシアのロッドと言えばマイクロガイドが採用されているパターンが多いです。ですがソルティフィールドシリーズは富士工業のOリングだと思いますが、ガイド経が小さすぎることも無くて使いやすいと思います。ちなみにわたくしめはマイクロガイドが大っ嫌い。トップガイドだけでもSiCに変えればPEラインでも何とかなりそうです。実売1万円弱のロッドですが侮りがたし!
発売は2024年6月とあります。半年先は長いですね。毎年のにいがたフイッシングショーにここのところピュアフイッシングジャパンは出展していないので予め触れそうにないのが残念ですが…。
という事で、低価格帯のロッドですが来年リリースされたら1本買ってみようかと思います。
追記。ふと思い出しましたがトモ清水さんのInstagramによるとあの大人気のオシャレ系パックロッドのズームサファリシリーズもテレスコピックモデルを開発中みたいですよ。
これからのメバルに。