Marvelous Act(2)

新潟市よりゆったりまったりお届けします。魚釣りは主にショアから。ルアーも餌釣りもしますがライトゲームやエギングをすることが多いです。パックロッドを愛用中。※当blogのリンクには広告が含まれています。


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2024年のパックロッド、にいがたフィッシングショーで色々触ってきました。パックロッドの進化!魅力的な新製品。

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今年春のパックロッド新製品は一時期に比べて少ないものの、地味ですが幾つかありましたので日頃パックロッドを愛用しているボクとしては見て触って曲げてみたくなるのは必然でございます。良く触りもしないでロッドについてあまり語りたくないという性格なのもありますが、触った事も無い癖にパックロッドのインプレ記事、例えば「2024年パックロッド12選」とかのタイトルの記事、キュレーションサイトが検索の上位に来るのはどうにかならないものかと思ってしまいます。

 

そんなことは置いておいて、新製品のパックロッド、なかなか秀逸な製品ばかりでパックロッドの全体的な進化を感じます。とりあえず見てきたロッド達の生の感想を書きたいと思います。

 

①テイルウォーク B-ブリーマーSSD

名前の通りブリーム(クロダイ、チヌ)用のロッドです。このシリーズの中に今年の新製品で7フィート3インチのテレスコピック(振出)のロッドがベイトロッドとスピニングロッド各1本ずつありました。C73ML/SL-Tがベイト、S73ML/SL-Tがスピニングです。ソリッドティップのロッドですが、ソリッドの割に太めのティップになっていました。そして、ML表記の割に結構しっかりしています。まぁ、テレスコピックのロッドってバットがしっかりしたものに仕上がる傾向なのですが、年無し・50cmオーバーのクロダイが掛かってもガチで寄せてこれそうなだけのパワー感を感じます。重くないし、所謂ボトムの釣りをするにおいて実にやりやすそうです。軽いハードルアーを使ったトップの釣りには少しだけ硬さを感じますが出来なくはないでしょう。ひとつだけ疑問に思ったのが、テイルウォーク社には「モバイルK」というガイドが有りますがそれを使わずに、ブランクにカーボンのパイプを通してそこに普通のガイドフレームを取り付けているのです。これにより、仕舞った(畳んだ)時の先っぽの部分が長くなってしまい、市販されている富士工業のティップカバーが付かなそう。付属品の専用のティップカバーじゃないと持ち運ぶ時に破損してしまいそうです。何でモバイルKを使わなかったのだろうかとスタッフさんに聞いたら「開発者の好みじゃあないですかね~?」だそうです。軽い!特にスピニングロッドの方は購入しようか迷っているので畳んだり伸ばしたり、曲げてみたりと堪能しました。新開発の新しいリールシートは、Webサイトで見た時は「汗で滑りやすそう」と思いましたが、まぁ大丈夫そうで、フィット感も良好。

 

②対抗馬のがまかつラグゼのパックスタイルA3は、今回新潟に持ってきていなくて触ることができませんでした。鋭意開発中との事でしたが、あの人のよさそうなラグゼプロスタッフの藤原真一郎さんにすまなそうな顔をさせてしまいました。しかし、もっと突っ込んでお話しを聞けば良かったです。何せ①のB-ブリーマーSSDとどちらを買うか真剣に悩んでいるので。

www.tailwalk.jp

③ゼニス Scheme Cross(シュレム クロス)

ゼニスって高いロッドばかりかと思っていましたが、意外にもリーズナブルなオールマイティなロッドが密かに2023年・昨年に発売開始になっていました。このシュレムクロスのラインナップの中にスピニングはSCHC-S754L、ベイトはSCHC-B744MLというパックロッドがありました。これを今回のにいがたフィッシングショーで初めて触りました。ライトゲームバーサタイルと言いつつ流石ゼニスです、LとかMLの表記ですがすごくしっかりしています。特にスピニングロッドの方を重点的に触って曲げてみましたが、普通のメバルロッドよりかなり強いです。尺メバルでもぶっこ抜きできそう。これは良いのものだ。価格も2万円を超えるくらいですし、かなり気に入りました。素直なテーパーデザインですし古いパックロッドにありがちなカクカクしたベンディングカーブは微塵も感じさせません。スタッフさんは「仕舞寸法が62cmとコンパクトになります」と仰っていましたが、パックロッドマニアとしては4ピースでなくて5ピースだったなら…、と贅沢で生意気な意見を言ってしまいました。しかし、欲しい…。キャストウェイトは10gまでとなっていますがもっと行けそうですし、感度も悪くないし、尺サイズのメバルを狙って獲る、或いはメバル釣りをしていてクロダイやシーバスが良く混じる場合にも余裕でしょう。これからの富山のホタルイカパターンにももってこいでしょう。そして、キジハタを掛けた時にも根から強引に引き剥がす事も問題無いとの事でしたし、事実、曲げている時にもボクもそう思いました。で、キジハタの話しになった時に、パックロッドでなければ2ピースのベイトロッドの中にピッタリなのがあるとの事で、B782だったかな?→開発中の8フィート超えのロッドだったかも、これを猛烈アピールされていました。確かにこちらも、良い!軽いし、もしこれがパックロッドだったなら!

zenith-dream.jp

③アブガルシア ソルティフィールド

こちらは過去記事の通りです。

marvelousact.hatenablog.jp

低価格入門ロッドなのにかなりシャッキリしていて好感が持てました。いやぁ、本当にコストパフォーマンスに優れていて「本気で使える」仕上がりに太鼓判を押してしまいます。今年の夏頃に発売開始と、少し先になりますが、いや本当に悪くないです。テレスコピックのモデルは円筒状のロッドケースが細くてこれも良いですね。

www.purefishing.jp

④ジャクソン トラウトシグナル

トラウトロッドって特に川の上流や源流に行く方にとってはもはやパックロッドは当たり前になっていて、あまりにも市場にパックロッドが多いので今まであまり取り上げませんでしたが、今年新発売のこのトラウトシグナルというシリーズの中に、仕舞寸法が何と30cmになるパックロッドがありました。スピニングロッドはTRSS-43L 5P、ベイトがTRSC-43UL 5P。4フィート3インチのネイティブトラウト狙いのロッドですが、このトラウトシグナルは定価1万5千円くらいなのに、すごくスイートスポットが広くて使いやすい感じがしました。ベナベナでなくてそれでいてモッチリしている部分もあって、「いいじやん、コレ!」と。上位機種のカワセミラプソディは有名ですが、それと一部パーツを共有しているみたいで、このシリーズにエリアトラウトモデルのパックロッドが有ったなら即買いしてました。それぞれのモデルは同じ番手でも3色の中から選べてオシャレな感じもしますし、予想外に良かったです。パームスのクワトロシリーズとこちらを悩まれる方も多そうです。

jackson.jp

あ、そういやトラウトロッドのパックロッドで忘れていたのがシマノカーディフNXに今年グラスコンポジットのパックロッドが出るのですがそれを触ってくるのを忘れてしまいました。何たる失態…。

 

 

 

 

と、まあこんな感じでにいがたフィッシングショー会場にて実際に手に取って触ってこれたのが3シリーズ。今どきのパックロッドはすごいですよ!2ピースと遜色ない物が多数あります。パックロッドではありませんが、シマノのショアジギングロッドの新製品のコルトスナイパーSSの中に通常の2ピースでなくて3ピースのモデルもあります。こちらなんか個人的好みですが同じパワーでも2ピースよりも3ピースモデルの方が好印象でした。

 

拙い文章でしたがここまで読んで頂きありがとうございます。今回の教訓。「ロッドはカタログスペックでは推し量れない。」やはりこうしてフィッシングショーで実際に触れたのは非常に良かったです。2日間とも通った甲斐がありました。

 

 

 

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