Marvelous Act(2)

新潟市よりゆったりまったりお届けします。魚釣りは主にショアから。ルアーも餌釣りもしますがライトゲームやエギングをすることが多いです。パックロッドを愛用中。※当blogのリンクには広告が含まれています。


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夕まずめの攻防、フロートリグでサヨリを狙ってみました。

…、サヨリです。

某釣り場の常連さん達がアジの遠投サビキ釣りでなくてサヨリを釣っているのを最近よく見かけます。なんでも新潟では今がサヨリの時期なんだそうで、秋の時期でなくてこの時期のサヨリは型が良いとの事。サヨリかぁ!やはり釣れない釣りより釣れる釣りの方が精神的によろしいと思うので、これはボクも一丁やってみるか!と思ったのです。

サヨリ釣り、常連さん達を見ていると、遠投磯竿を使って40m程キャストして、その場でステイさせる、フカセ釣りの様な釣りをしていました。これでポツポツと釣っていました。が、サヨリと言えば「浦安釣法」がボク的には好みなのです。数年前のとある日曜日に、ボクも磯竿にコマセも持参してオーソドックスなサヨリ釣りをした事があるのですがその時も浦安釣法的に、ゆっくりとリトリーブする釣り方をしたら大爆釣した事がありました。その時同じ釣り場に(お隣に)居た方はなかなか釣れていなくて、「そんなに遠くに投げて居ないのに何で釣れるんだ!」と怒り出した事もありました。何で怒るかなぁ?!と思ったものです。

兎に角ボク的にはサヨリ釣りはリグをその場に留めずにデッドスローでリトリーブするもんだと信じているのです。コマセを使うにしても、最初は遠投しても次から徐々に飛距離を落としてゆき、サヨリを手前に寄せてくるのがコツだと思います。

一般的なサヨリ仕掛けはこんな感じ。

さて、昨日の夕まずめに戻ります。平日夕まずめという事もあり、磯竿だとかコマセだとかバッカンだとか持って行く余裕はありませんでした。なのでどうしようか考えて、ふと閃いたのが、メバリングのフロートリグ、アレをフロートは浮くタイプにして針はサヨリ針にすれば良いのではないか?という事でした。コマセが無いのは不安要素でしたが、コマセ無しでやってみるのもひとつの勉強だと思い、チャレンジしてみる事に。

用意したのは7フィート6インチのライトゲームロッド、リールにはPE0.3号、そしてアルカジックジャパンのぶっ飛びロッカーという中通しタイプのフロートです。ぶっ飛びロッカーには浮くもの、サスペンドするもの、沈むものと色々なタイプだがありますが、サヨリサーフェス(表層)の釣りなので浮くタイプを使いました。最初はFゼロという、浮くけど残浮力がゼロなタイプ(ジグヘッドを付けた場合、そのジグヘッドの重さで沈む)を使ってみたのですがジグヘッドと違いサヨリ針はノーシンカーなのに、ちょっと思ったよりも水面下に沈んでしまいいまいちなので直ぐに残浮力がもっとあるFタイプに変えました。

使った針はこちら↓

これでしっくりきました。この時点で18時頃。そして本格的にサヨリ釣りを開始です。最初はマルキューのパワーイソメを餌にしてみました。YouTubeとかで見てみても、サヨリ釣りで喰わせ餌にパワーイソメを使っている方も結構いるみたいでしたのでいける!と踏んだのです。ボクは餌釣りも偶にしますが基本的にルアーフィッシングをメインにやっているので疑似餌で釣るという拘りが少しあるのです。

パワーイソメは針持ちもいいし、これで釣れたら御の字です。ところが、パワーイソメを針に付けてキャストして、リールのハンドル1回転に2秒位の時間をかけてゆっくりと巻いてきたらそこからフグの嵐になってしまいました。もう連チャンで次から次へフグばかり。ストラクチャーも何も無いこんな表層にもフグが居たとは…。隣に居た、オーソドックスにコマセ+食わせ餌にオキアミのSサイズを使っていたIさんはバンバンとサヨリを掛けている一方でボクにはフグばかり…。

という事でフグを10匹ばかり釣ってしまったのでパワーイソメを使うのを止めて食わせ餌に、持ってきていた、3年前位に買ってずっとうちの冷凍庫に眠っていた「さし餌用のアミエビ」、これに変えてみました。さし餌用の、とはいえ年代物なのでぐちゃぐちゃしてて針になんと付け辛いことか!やはりIさんのように食わせ餌にはオキアミSサイズ(SSサイズ?兎に角一番小さいオキアミ)にした方が餌を針に付けやすいみたいです。

そんなこんなでアミエビだと針に付けるのに何度もアミエビが型崩れしてしまい、なかなか上手く付ける事が出来ず、実に手返しが悪い釣りをする事になります。それでも何とかアミエビを針に付けてキャストしてみます。アミエビが柔らかいのでキャスティングはソフトに行いました。なので飛距離は伸びません。お隣のIさんは40m程投げていましたがそこまで届きません。それでも、近くにもサヨリは居ると信じて何度か打ち返してはゆっくりとさびいてきます。さびき方は、ラインのたるみが出た分だけ巻く感じです。フロートを使っているけれど浮き釣りというよりも脈釣りに近い感じです。ぶっ飛びロッカーは水色で目視出来ないので、アタリはロッドティップで取る感じ。

が、なかなかヒットしません。パワーイソメの時ほどではありませんがまたフグも…。

そして、日没。

丁度この頃でした。リトリーブして、少しだけステイさせてまたリトリーブしようかと思ったその時にフグとは違う魚がヒットしました。それも結構力強い引きを見せます。そしてその魚は水面で右に左にと大暴れ。これはもうサヨリに違いありません。コマセ無しでもヒットした!

ファイトを楽しみつつやり取りして、抜き上げたサヨリがこちら。

比較対象を写真に一緒に入れなかったので分かりづらいですがサイズを後で測ったら40cmありました。今までこんなサイズは釣った事がなかったので、「サヨリってこんなに大きくなるんだぁ…!」と驚きました。このサヨリはキープして食べる事にしました。

辺りが暗くなってきました。この1匹がまぐれではないことを証明すべく釣りを継続。が、しかし相変わらず餌付けに苦労し、手返しの悪い釣りをしてしまったので結局この1匹のみに終わりました。でも、コマセ無しでの挑戦というのは初めてで、でもこの夕まずめの短時間でとりあえずやり方は分かった、です。なので次にやる時はもう少し上手くやれると思います。兎に角ボウズでなくて良かったです。次はオキアミSサイズを用意しなきゃ!

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