クリスマス期間は特に何事も無く過ごしていたら、新潟市某所でも少しだけ雪が積もりました。積もった量は大したことはないのですが風が強かったので当然のように海は東映だったか東宝だったか、兎に角日本映画のオープニングのように荒れてしまい、どうやら年内はもう釣りができなさそうなのが残念です。
さて、こんな感じなので週末はうちに籠りきりなのでとても暇。雪だから買い物にも行く気力が湧いてきません。だから読書したりインターネットの世界に浸ったりしていましたが、ふと、そういや壊れたままのパソコンがあったことを思い出しました。先日OSが立ち上がらなくなったMacBookPro early2011 15インチではなくWindows7のパソコンです。東芝dynabook Qosmio T751/T8DWというパソコンで、このパソコンはテレビを見ることができるノートパソコンなのでした。Windows10にするとドライバーの関係でテレビ機能が使えなくなるので敢えてWindows7のまま使っていたのですがこいつが2年半前の夏の日にいきなり電源が落ちてしまい再起動も出来なくなったのです。ほぼ24時間365日休みなく稼働しこき使っていたので無理が祟りマザーボードが壊れてしまったのかと思っていました。壊れたパソコンはハードオフに捨てに行っても良かったのですが何となく手元に残していました。使われているCPUも第2世代だけどCORE i7ですし。
こいつの存在を思い出し、2年ぶりに電源ボタンを押してみてもやはり変な画面が出てしまい起動しません。ですが2年前と違い今のボクにはささやかながらパソコンの知識が少しは蓄積されたので、今ならなんとかなるかも…、と。
とりあえずBIOSが起動できるか試したら、すんなりBIOS画面が出てきました。そこに表示されていた日付と時刻が狂っていて、これを見て閃きました。CMOSクリアをやってみよう、と。要は、パソコンのマザーボードに電池が付いているのですがこれを外して放電させると直る事があるとの事なのでした。これをするにはパソコンを分解しなければなりませぬ。このQosmio T751は裏蓋に3種類のネジが使われていてそれがだいたい15本程あるのです。MacBookPro early2011ならばネジの種類は2種類で本数も10本しかないので楽なのですが、Qosmio T751は実にめんどくさかったりします。隠しネジもあり、とりあえずバッテリーやHDDやメモリを取り出した後にネジを外しまくります。光学ドライブも外します。
これでMacBookProみたいにマザーボードにすんなりと辿りつければ良いのですがQosmio T751は手強いです。今度はキーボードも外さなくてはいけません。本当にめんどくさい。キーボードを外して繋がっているフラットケーブルも外して、そのほかのケーブルも外し、ここまで来て初めてマザーボードが見えました。幸いCMOSクリアするための電池は直ぐに指先が届くところにあったので一度この電池を外して放電、暫く待った後に再度付けました。これだけでOKです。
あとは汚れを掃除しつつ逆に組み立ててゆきます。で、組み立て終わったらいよいよ電源ボタンを押してみます。で、BIOSを起動して時刻を合わせた後再起動。そしたら普通に起動してしまいました。何という事でしょう。ちゃんとWindowsが立ち上がりました。一体ボクの2年間はなんなのだったのでしょう!とりあえず良かった良かった。
という事で、直りました。起動してから少しドライバーの更新があったりWindows アップデートがあったりで暫く放置していましたがそれも終わり、普通に使えるようになりました。今後こいつはテレビ機能を活かしつつWindows7のまま運用しようかと思います。というか、ほとんどテレビとして使うでしょう。他にメインになるパソコンが有るので。
ふと気がつくと、うちには5台のノートパソコンが転がっていることになります。皆古いものばかりですが適材適所、上手く使い分けていこうかと思います。
という事で、雪が積もったからインドアでできる暇つぶしをしたという話でした。