先日ネットの海を漁っていたら見つけたこの環境省・農林水産省が出している外来生物法のリーフレットですが、実に興味深く読ませてもらいました。ここには以下の文が書かれていてそれはもう驚いてしまいました。
釣りをする際の注意点
外来生物法は、釣りをすること自体を帰省するものではありませんが、次の注意が必要です。
釣った魚の運搬・放出について
外来生物法では、特定外来生物の運搬や放出などを規制しています。特定外来生物である魚類(オオクチバスなど)を釣った場合には、運搬や放出はできません。
※釣った魚のなどをその場で放す行為(キャッチ&リリース)は本法では規制されません。ただし、自治体によっては独自に「キャッチ&リリース」を条例で禁止している場合があるので注意が必要です。
以下略。
引用 ; https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/files/04_gairai_tsuri_r.pdf
とあるのです。なんということでしょうか!もうびっくりしました。外来生物法はリリースを否定していなかったこの事実。2020年問題とか言われてお先真っ暗だと思われたバスフィッシングですが、一縷の望みを見た思いがします。
自治体によっては独自に「キャッチ&リリース」を条例で
とありますが、この条例があるのは滋賀県と佐賀県のみなのです。じぁあ新潟はどうなのかと言うとこれが条例でなくて「新潟県内水面漁場管理委員会」の「指示」によりリリース禁止となっているのです。
罰則規定は、漁業法第百三十九条が適用され、これがどういう事なのかというと要は、
リリースしている所を新潟県内水面漁連(内水面漁場管理委員会)にバレて「やめろ」と指示される
↓
それでもやめない場合
↓
当人(リリースした釣り人)にリリースをやめるように言って欲しいと知事にお願いしに行く。(漁業法第六十七条第八項)
↓
それでもやめない場合
↓
知事が当人に、15日以内に異議を申し立てるように催告する。(漁業法第六十七条第九項、第十項)
↓
異議の申し出がない場合
↓
知事が当人にリリース禁止の指示に従うように命令する。
↓
命令に従わない場合
↓
裁判
で、漁業法第百三十九条で、「命令に違反した者は、一年以下の懲役若しくは五十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。」
となります。実に煩雑で現実的にここまでになる事は有り得るのか?と思ってしまいます。先ほどの外来生物法のリーフレットにもある様にリリースという行為自体は「刑罰が定められた犯罪」ではありません。そういう法律は無いのです。勿論警察を呼ばれても警察は何もできません。
纏めると、
リリース禁止の法律は無い。内水面漁場管理委員会からの指示があるだけです。内水面漁場管理委員会の指示に従いなさい、という知事の命令に違反すると漸く罰則が適用されます。だから、万が一「リリース禁止に従いなさい」と知事に言われたら、はいと返事しておけば良い、という事なのです。別になめているわけではないのですがそういうことです。
今まで新潟県の花角知事がその命令を出したという話は聞いた事がありません。
この内水面漁場管理委員会の指示は、他の県では3~4年毎に更新されるらしいのですが、新潟県の場合は1999年に無期限でリリース禁止という指示が出ました。ですがそれが覆らないとは限りません。全ては釣り人のマナーにかかっているように思います。ゴミを出さない(持ち帰る)、迷惑駐車をしないといった事を始め、釣り人がマナーを守ってゆけば打破出来る筈。
これからも希望を持って釣りをしていきたいものです。と、ここまで書いたのは、実はバスフィッシングがありとあらゆる釣りの中で1番ベーシックで1番バリエーションに富んでおり1番面白い釣りだとボクが思うからなのです。先日のにいがたフィッシングショーを見てもバス釣り業界は勢いがまだまだあります。いつか新潟でも後ろめたい気持ちを抱かず大手を振ってバスフィッシングが楽しめるようになるといいですね。
参考リンク
外来生物法;https://www.env.go.jp/nature/intro/1law/index.html
漁業法;https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=324AC0000000267
新潟県内水面漁業調整規則;https://www1.g-reiki.net/pref.niigata/reiki_honbun/e401RG00000688.html