3日ぶりの海、夕方でしたが結構な人がいて賑やかでした。大半の方は豆アジを釣っていましたがまぁそれなりに釣れている模様でした。ボクは豆アジでなくて昨日もキジハタ狙いです。
先日の台風9号が通過したあとはなかなか釣れない日が続いていたのですが流石に海も落ち着きを取り戻し、何だかよく分からないけれど期待が持てました。
釣り場に着いたのは17時、まだ明るい時間帯で、それに合わせてエコギア バグアンツの「北陸クリアホロ」3インチを使ったテキサスリグで釣りを開始しました。が、しかしアタりません。やはり日が落ちないとダメか、と最初の期待とは裏腹に半ば諦めの心境となってしまいました。
そして1時間と少し経った頃でした。かなり日も傾きあともう少しで日没という時間に、ワームをバークレイのマックスセント・クリッターホッグ2.6インチの赤に変えてキャスト、そしてボトムまでリグを落とし込んだら「コンっ」と気持ち良いアタリが!最初はちょっと大きめの魚が掛かったのかと余裕をかましていましたが、だんだんと引きが強くなってきて、対キジハタだから割と締めていたドラグがズルっと滑りました。ナンダコレハ?ロッドのシマノ フリーゲームXT B76Mが絞り込まれ弧を描きます。「これはデカいキジハタか?」と思ったらその掛かった魚は首を振る様な動きを見せます。
そして水面までようやく浮かす事が出来ました。ここまでの間、結構な引きを味わえました。浮かせたらやはりこの魚の正体はマゴチでした。さて、どうしたものか?タモ網なんぞ持ってきていないので抜き上げようとしたけれど重すぎて上がりません。仕方なくラインを直接手で掴み、ゆっくりと抜き上げました。
測ったら64㎝で、このサイズのマゴチは初めて釣りました。あの重さが今もまだ手に残っているみたいです。本当にまぐれかもしれませんが、「今日の仕事を終えた」様な気になりました。そしてその直後に日没。
日没後は先程までが嘘のようにアタリが出たしました。が、アタってくるキジハタが小さすぎるみたいでアタリはあっても全然針に乗りません。何度かすっぽ抜けをしてしまいました。そして何回目か忘れましたがようやくヒットしたけれど手応えが弱い。なので即水揚げです。
釣れたのはやはり小さなキジハタ。17~18cmといったところでしょうか。これを釣ったのが19時頃、そしてあと30分程釣りを継続するも辺りが完全に暗くなると何故かアタリは止まってしまいました。なので19時半に納竿としました。常連Mさんもキジハタを2匹釣っていましたがやはりサイズは似たような感じでした。
帰る途中、全く誰もいない浅い所をライトで照らしてみたら、いましたアオリイカが。今年初めて見かけましたが、でもまだすごく小さかったのでエギングはもう少し待たねばならない感じでした。アオリイカがいると、秋も近いのだなとしみじみ思うのです。あれだけ暑かった今年の夏でしたが最近は最高気温もあまり上がらず、夏がフェードアウトしてしまいそうで何だか寂しさも感じます。エギングも好きな釣りのひとつなので秋が楽しみといえば楽しみなのですが…もう少しだけ夏が続いて欲しい心境のこの頃です。