何時行ってもジップロックの袋を魚で満たしたいと思うのですが…、なかなかそう上手いこと行くことはそんなに無いです。昨日は昼前に雨が降り夕方の釣りはやめておこうかな、と思っていたのですがその夕方には雨も上がったので行ってしまいました海に。やはり最近やっている豆アジングをこの日もするべくジグ単のタックルを持って行きました。
現場に着くと、結構波がバシャバシャしていて風も横風で何となく嫌な予感がしました。しかも潮止まりの時間でしたし。豆アジング、と言う事で豆アジを狙うのですが、例え豆アジでもなかなか爆釣とはいかないのが最近の傾向なのです。それでも遠投サビキ釣りの人はポツリポツリとですが釣っていたので希望は持てました。で、キャストして2投目、いきなりアタります。フックには乗りませんでしたが嬉しい反応です。「今日こそは爆釣か?!」
しかしそんなに上手くはいきません。先程は0.8gのジグヘッドでカウントダウン20秒のところでアタったのですがそのレンジを再び探っても2度目のアタリは出ません。なので改めて上のレンジから5秒刻みでレンジを刻んでゆきます。そうして豆アジのタナを探るのでした。この、アジのレンジを探ってゆくのがアジンクの楽しみの1つでしょう。
こうして探っていき、どのレンジでもダメならば立ち位置を移動します。そして3箇所目で漸くアタり、今度はちゃんとフックに乗せる事が出来ました。レンジはカウントダウン23秒の所でした。この釣りは結構バラしてしまう事も多々あるのであまり早く巻きすぎない様にリールを巻いて寄せてきます。小さなアジでしたが手前に来てもキュンキュン引きます。が、そこは豆アジなので呆気なく抜き上げます。
まぁそんな感じでした。その後2匹同じ様に釣れたのでした。が、そこでアタリは止まりました。なのでまた移動です。
4箇所目、キャストしてフォール中、カウントダウン5秒くらいのところで何かがヒットしました。あれ?アジとは違う?と思いつつ寄せてきたらそれは豆サバでした。
かと思ったらサヨリも釣れるし(しかも25cmは有りそう)、シマダイも釣れるしバラエティに富んできました。4種類の魚が釣れて、それはそれで、それぞれに面白い。でもやはり釣りたいのはアジなのです。サバもサヨリもシマダイも、お盆だから無駄な殺生は避けてリリースしました。
そしていつの間にやら日没、暗くなってゆきます。その時間にかろうじてボトム付近で3匹追加出来ました。で、計6匹。実釣時間は2時間弱でしたがこの日も厳しい豆アジングでした。あと、何匹か、やはり途中でバラしてしまう事もあったので勿体なかったです。この豆アジ達もうちに帰ったら冷凍庫に放り込んでしまいます。これがある程度溜まったらまとめて食べたいと思う所存でございます。唐揚げをもりもり食べてみようかと。まだ豆アジのストックは少ないのでもう少し釣りを頑張らなければ!かと言ってサビキ釣りをするつもりはありません。あまり爆釣はしないけれどアジングでやるのが良いのです。何か、タナゴとかの淡水の小物釣りに通ずるような趣がある豆アジングです。この釣りを秋のエギングシーズンになるまで継続してやっていこうかと思います。